早くも2月になりました。
2015年が明け早くも2月になりました。暦の上では立春を迎えましたが、まだまだ冷たい日が続いています。しかし、寒さもピークを過ぎ、冬枯れしていた樹木も少しずつ蕾が大きくなってきているように感じる今日この頃です。自然は、いよいよ春へ向けて準備が整ってきているようです。皆様に於かれましてはお変わりありませんでしょうか。いつもスマイルコミュニティーの無農薬野菜をお求めいただき誠にありがとうございます。日頃、健康の五原則を機会あるごとにお伝えさせていただいています。①食事の内容、②適度な運動、③十分な休息、④体を温める、⑤心の持ち方の五つです。どれかに問題があると、病気を引き起こす場合が多いように思います。日頃から上記の五つを意識して予防に取り組んで頂きたいと願っています。
「カルシウムを何で摂りますか?」
先週のこの欄で、「カルシウムパラドックス」というお話をさせていただきました。普段の食生活で、食事などから摂取するカルシウムの量が不足すると、体内でカルシウムが増加し過ぎてしまうという現象が起き、骨粗鬆症だけに終わらず、腎臓結石や尿道結石、動脈硬化などの症状に発展することがありますと、お伝えしました。そうならない為には日頃からカルシウムを多く含む食品を食事の中に取り入れることが求められますが、「どういう食事を心掛ければ良いか?」という問題について考えてみたいと思います。よく、カルシウムは牛乳で摂るという方が見えます。牛乳を宅配で取って毎日飲んでいるとか、毎朝ヨーグルトは欠かせないという方も多いようです。果たして牛乳や乳製品はカルシウム源として有効なのでしょうか。
牛乳にはカルシウムがたくさん含まれていて、カルシウム源として効果的だと言われる向きもありますが、基本的に牛乳は子牛の飲み物であることを忘れてはいけないと思います。動物で他の種族の乳を飲む生き物は人間の他にはいないそうです。しかも、牛でも子牛の時は乳を飲みますが、成牛になれば乳を飲まずに草を食んでいます。なのに人間だけが大人になっても他の種族の牛の乳を飲み続けるというのは、どうも不自然のような気がしてなりません。そして、牛乳には動物性脂肪が含まれていますので、こちらの方が問題になります。骨粗鬆症対策でカルシウムを積極的に摂ろうとされている方も見えると思いますが、カルシウムは出来るだけ野菜や穀物、海藻類、小魚等から摂ることをおススメします。カルシウムが体内に吸収される時には活性型ビタミンD3が必要だと言われています。ビタミンDは太陽の光を浴びることで生成されますので、毎日出来るだけ陽の光を浴びる時間を持って頂きたいと思います。また、天日干しされた小魚の干物や干ししいたけは、太陽の恵みを受けて、たっぷりとビタミンD3を含んでいますので、カルシウムの吸収を効率よく促してくれます。もちろん、皆様にお届けしています季節のお野菜は、無農薬、無化学肥料で栽培されていますので、それぞれの野菜が持つ本来の、カルシウムを始めとするミネラルやビタミンがたっぷり含まれていますので、健康な体を作る本の食品として、安心して召し上がって頂ける貴重な食べ物です。私たちスマイルコミュニティーは「みんなが笑顔で暮らせるコミュニティー」を目指し、「未来の子どもたちのために。健康と環境を考えよう」をテーマに皆様と共に学び共に歩んで参りたいと考えています。今後とも温かいご声援とご指導のほどよろしくお願いいたします。