「パラダイム・シフト」
みんなが笑顔で暮らせるコミュニティー
暦の上では立夏を迎え、辺りは夏色にシフトしています。曇り空の先週の日曜日、自宅近くの海岸を散歩していたら、まるで絨毯を敷き詰めたように一面に咲き乱れたクローバー(シロツメグサ)の花園に出会いました(右の写真)。20年近く住んでいるけれどこんな風景に出会うのは初めてで、思わず幼かった頃、女の子たちが冠や首飾りを作って遊んでいた風景が蘇ってきました。
またその前の週には、同じ海岸から伊勢湾に浮かぶ鮮やかなフラワームーンを拝むことができました(下の写真)。五月の満月を花月(フラワームーン)と呼ぶのだと始めて知りましたが、神秘的な月の光が希望を与えてくれたように感じた瞬間でもありました。
「パラダイム・シフト」
パラダイム・シフトとは、価値観の転換を意味する言葉ですが、コロナ禍に直面して、私たちは「新しい現実」に否応なくパラダイム・シフトをする機会を与えられたように感じています。皆さんはいかがでしょうか。
この現実を、単に「昨日の現実」として捉えるならばそれまでですが、「新しい現実」として捉え、柔軟にシフトして行くならば、それは新しい時代を生き抜くための機会として、希望を胸に切り拓いて行くことが可能になるのではないかと考えます。
突然降って湧いたような新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)ですが、ここで一旦落ち着いたとしても、それで終わりではなく、これからは当たり前の存在として、共生して行く道を歩むのが賢明な選択ではないかと考えます。
コロナウイルスに感染して亡くなった人の特徴は、高齢者や、糖尿病などの持病を抱えていた人が多く、免疫力が低下していた人がその犠牲になったことは否めないと思います。その事実から、日頃、如何に免疫力を高く維持するライフスタイル(生活様式)にシフトできるかどうかが、今後の生き方のカギになるのではないかと考えます。
人間学を学ぶ月刊誌「致知」の5月号に、国際全人医療研究所・代表理事、千代田国際クリニック・院長永田勝太郎氏の「免疫力を高め、ウイルスに打ち克つ」というタイトルの記事が掲載されていました。サブタイトルが「自分の健康は自分で創る」という内容の記事で、これまで私自身がずっと思い描き、機会あるごとに伝えてきたことと全く同じ内容の話が掲載されていましたので、そのコピーを添付してご紹介したいと思います。
自分以外のものは全てアドバイス。自分で自分を変えることは100%できる。28年程前、健康に関わる仕事に従事するきっかけとなった会社の社長の言葉で、人は思った通りに体が動くという話をよく教えられました。健康を創るのも自分病気を作るのも自分。全ては自分自身の生活様式(ライフスタイル)の在り方です。意識を「新しい現実」にシフトして、希望に溢れる未来として創造して行きたいものです。
私たちスマイルコミュニティーは、無農薬野菜の宅配サービスを通じて、「みんなが笑顔で暮らせるコミュニティー」の創造を目指し、「未来の子どもたちのために。健康と環境を考えよう」をテーマに、健康への意識の高まりや環境保全への取り組みを推進しています。今後も皆様と共に、健康や環境について考え、日々実践して参りたいと考えています。今後とも、ご指導、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
合掌
2020年5月15日
㈱スマイルコミュニティー
代表 濱地卓司
※このコーナーでは、日頃感じたことやお伝えしたいことなどをお届けさせて頂いています。ご感想、ご意見ご要望などありましたら遠慮なくお申し付け頂きましたら幸いです。