七星会
三重県多気郡多気町(旧・勢和村)出身。 県立松阪高等学校、三重大学農学部農学科(現・生物資源学部)卒。
卒業後は青年海外協力隊に参加され、大学で学んだ養鶏の技術を指導するためドミニカ共和国に渡り、3年間の協力隊員生活を経験された経験もお持ちです。
現在は、2haの圃場で農薬を使わない野菜生産に日々向き合いっています。春は菜花、そら豆、ズッキーニ、夏はきゅうり、ピーマン、モロヘイヤ、なす、秋はまこもだけ、
かぼちゃ、小松菜、冬は水菜、ほうれんそう、人参、大根…など、季節の旬を提供してくれます。
農薬を使わず大切に育てられる野菜は、虫にも好まれますが、例えば、「アブラムシを防ぐ一番の方法は、野菜を健全に育てること。」と野呂さんは言います。
1.適切な土壌水分2.肥料成分3.肥料の量4.換気5.天敵が常にいる状況を把握など、それぞれの虫に対しての対策を行い、日々細心の注意を払い農業に向き合っているそうです。
「害虫が発生したら農薬で殺す。病気が出たら農薬で治す。」という考え方はせず、
いかに虫がつかない野菜を作るか、病気になりにくい野菜を作るかに重点を置かれる方です。
その場でもじり、洗わずにそのまま食べることができる。こんな素敵なことなかなかありません。
もちろん何もつけなくても新鮮でシャキシャキと美味しい!この採れたて野菜を皆様にも召し上がっていただきたい!
野呂さんのある5月の作業
〜上旬〜
果菜類の定植
落花生やツルムラサキ、インゲン、枝豆、トウモロコシ、モロヘイヤなどの種まき
早生タマネギ収穫
〜中旬以降〜
サツマイモの定植
トマトの雨よけ
タマネギの収穫(中晩生種)
果菜類支柱立て
オクラの定植
下旬頃よりウリハムシが増えるので、早朝、虫の活動が鈍いときに捕殺するなど…。
広大な畑を一人で作業をこなされ、美味しい野菜のため日々の努力に頭が下がります。
農薬を使わないと決めた野呂さんが心を込めて作る無農薬野菜を召し上がってみませんか?